Mathilda's monologue

Kitchen Moviegoreの独り言

令和の初悲劇

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さて、「令和」もすでに10日も過ぎたけれど、何か変化があったかと言われても驚くほど何も変化はない。順調に地球は回っているようだ。

あれほど騒がれた10連休も過去の話となってしまい、世間は次々と飛び込んでくるニュースに注目、「令和」も「10連休」もすでに懐かしい感が否めない。

ひと通り「10連休どうしてた?」の面倒なやり取りは済んだわけだ。

 

人混みが大嫌いだから連休となると人がいないところに行くんだけど、人がいないところに向かう途中…道中に一番の人混みに遭遇する。

今年は新大阪駅の新幹線乗り場でトイレを我慢して失神しそうになった。

トイレに並ぶ長蛇の列、トイレの入り口から壁沿いに50人(いるように見えた)並んでいるのを通り過ぎ、その後ろに並ぼうとしたら壁は曲がっていて途切れた人は最後尾なわけじゃなく、曲がり角を曲がってさらに50人(いるように見えた)並んでいたので絶望した。

ほかのトイレを探そうとしたけど、ない。一旦改札を出ようとしたけれど、先に子どもたちを連れてホームに並んでいる夫がまとめて切符を持っていたから改札も出られない。

脂汗がではじめる…そんな時、閃いた!

 

停車中の新幹線のトイレだ!!!

 

近くのエスカレーターを駆け上ったが、そこには新幹線が止まってない。

電光掲示板だけではホームに新幹線が止まっているかどうか判断できないのだよ。

ファック!線路跨いだホームに止まってるじゃんか。

そこで、エスカレーターを駆け下りて、隣のホームへまた駆け上った。

逃げる敵を追いかけるCIAかな、わたし…いやむしろ敵は自分のお尻の穴から出たり入ったりしてるんだけどね。なんてことを考えながら、意識をお尻に向けちゃダメだ!と再びCIAになりきって駆け上がった。

 

そこには新幹線が止まっていた。そのオアシスには「回送」と書いてあってドアは開いていた。

受け入れ態勢万全。

一緒にいた妹がドアのところに立ってくれるといい、『行け!行ってこい!』と背中を押す。

え?妹は?わたしだけいいの?なんて長女節発揮して乗り込むのを躊躇してるところに車掌さんが通りかかった。

車掌『どうしましたか?忘れ物ですか?』

と聞いてくるものだから、天の声だと思って

マ『トイレです!!!』

って大きな声で言ったよね。これで「回送」という名のオアシスに車掌さんの承諾を得てゆっくり便器に座れると思ったよね。

なのに、なのにだよ。

 

車掌『回送ですから!もうドア閉まります!絶対入らないで!トイレ下!』

トイレ下!って、もう客に言う言葉遣いじゃなくなってるよね。

厳しい口調で言い放って、何回も何回も振り向きながら去って行く車掌…って言うかおやじ。

くそ。信じたわたしが馬鹿だった。

妹はそれでも、行け!してきな!出してきな!とおとなしい顔して残酷なことを言う。行きたい…したい…出したい…その単語を聞くだけで脂汗が流れて、脇汗ビショビショ。

 

実は、もうかれこれ2時間は我慢している。

2時間前に行ったトイレで存在を感じてたんだけど、ゆっくり時間が取れないから見て見ぬ振りをしたんだよね。その後何回かトイレのタイミングがあったのに、外のトイレだったし移動中だったのでスルーしてしまった。

つまり、限界は超えていた。

 

妹『見てるよね?車掌、こっち見てるよね。でもドア閉まらないじゃん!行ってきなよ!』

でもさ、強行突破でトイレ駆け込むじゃん?駆け込み乗車を見て車掌がくるじゃん?車掌が駆け込むじゃん?その頃、お尻から待ってましたとばかりに出てくるじゃん?肛門括約筋は馬鹿になってるからもう抑え効かないよ?車掌に見守れれて発射だよ?

絶対やだ。

 

マ『無理無理無理無理無理無理無理…できないできないできないできない!』

妹『じゃあどうするの?顔色悪いよ?大丈夫?どうしよう…あ!!!新幹線来た!!!』

反対のホームに新幹線が来た!来た!トイレが来た!

 

アナウンスが流れる。

停車時間、3分。… 無理!!!

 

妹『行くしかないよ!3分でいけるでしょ!』

嘘だ。絶対、いけない。

 

乗車口のドアが開く前に、従業員専用のドアが開いた。

ドアのさらに奥、もう目の前にトイレ。

あと3歩でたどり着ける!!!

妹『いきなよ!いけるよ!』

マ『ちょちょちょっと待って、もし発車しちゃったらどうするの?』

妹『大丈夫だって!』

マ『エ?ダイジョウブナノ?ホント二?』

そんなやりとりをしてる間、従業員の入り口ドアでは物資が運び込まれたり出されたりしていて、わたしが通れるスペースはない。

でももう限界。行くしかないのか…飛び込む決心がついてない、つけようとしていたところで目の前のトイレを見たら、誰か入った。嘘でしょ。

 

マ『入った!誰か入った!』

妹『嘘でしょ!なんで?』

マ『なんで?って…トイレだし…?』

妹『トイレって2つあったよね?もうひとつあるよ!』

マ『う…うん…』

って言う会話をしてる間に従業員のドアが閉まり、乗車ドアが開くと同時に並んでた人が吸い込まれるように入っていく。

 

妹『ほら!行っておいで!もうチャンスはないよ!』

マ『…(うん)。」(無言で決意)

よし。トイレはもうそこだし、もう限界だし、よし行くっきゃない!!!

 

『すみません!トイレなんで…!!!』って、勇気を出して途切れない人の流れに割り込んで、一歩新幹線に入ったところで…

 

ピロピロピロピロピロ…!!!!!!!!!

っ!!!!!!!あああああああああああああああ!!!!!!!

 

ドアが閉まるーーー!!!

 

妹『まだ並んでるひと乗り切ってないから!!!』

…ってなに?!全員乗り込むのにかかる時間って数秒でしょ?!

数秒で致せと?

 

マ『いや、無理だよ、発車しちゃうよ!』

妹『えーーーーーー!!!』

 

そのえーーー?って合ってる?色々な状況を踏まえてその返事合ってるか?妹よ。

 

プシューっていいながら、数秒後にドアはスローモーションで閉まり、絶望し、白目剥きながら反対ホームに目をやったら、そこにはもうとっくにいないはずの「回送」がまだドアを開けていたからね。

 

結局、100人(いるように見えた)並んでたトイレに戻って、多目的トイレ10人程の後に並んでどうにかことなきを得たけどさ。

もう乗る予定の新幹線の時間が迫っていたから、3分で済ませたけどさ。

 

って、GWの話をしたかったのに、トイレの話で終わっちゃったじゃないか!!!

続きはまたの機会に。トイレの話以外で。